使い方と事例

SHOWROOM を生んだ若き起業家・前田裕二氏の仕事術

SHOWROOM を生んだ若き起業家・前田裕二氏の仕事術

2018/4/12 by 山田井ユウキ

2018/4/12 by 山田井ユウキ

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“夢を叶える”ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」。仮想ライブ空間の中で、無料で誰でもライブ配信&視聴ができるライブ配信プラットフォームであり、夢を叶えたい人と、それを応援したい人が集まっています。

そんな SHOWROOM を生み出したのが、同社代表取締役社長・前田裕二さん。外資系投資会社を経て起業した、今注目を集める若き天才起業家です。

何冊ものノートを使いこなす “ノート術” の達人である前田さんは、実は Evernote のヘビーユーザーでもあるのだとか。多忙を極める前田さんの仕事において、Evernote がどんな役割を果たしているのかお聞きしました。

Evernote を使うのはクリエイティブな作業に集中するため

−−前田さんはいつ頃から Evernote をお使いなのでしょう。

前田:使い始めたのは、2013 年の 1 月です。存在自体はもっと前から知っていたのですが、本格的に使い始めたのは、起業して SHOWROOM を立ち上げたタイミングですね。

−−前田さんは日々、多くのメモをとるそうですね。

前田:そうですね。何かメモすべきことがあれば、すぐに Evernote にメモしています。スマホで使うのは FastEver 2 という Evernote の連携アプリ。とにかく起動が速いんですよね。Mac では、どの画面を見ていてもすぐに使えるのが良くて、メニューバーの Evernote Helper をよく使います。それからショートカット。新規ノートの作成やノートの検索がすばやくできるのが気に入っています。

メモする内容は、たとえばタスクです。仮に 1 時間後に〇〇さんにメールするというタスクが発生したら、それをすぐに FastEver 2 経由で Evernote の「アクション」ノートブックに保存します。「アクション」ノートブックには自分がやるべきタスクをどんどんメモしておき、次にとる行動はそれを見て確認します。

−−細かい行動もすべてメモされるのですね。

前田:自分の頭のメモリをタスクの記憶に割きたくないのです。「1 時間後に〇〇さんにメールする」というタスクは 1 時間後まで覚えておけるかもしれませんが、「覚えておかないといけない」と思うと、その間、ずっと頭の片隅にそのことが残っていて集中できません。頭のメモリはもっとクリエイティブなことに割くべきです。ですから、タスクについては代わりに Evernote に覚えておいてもらうのです。

−−Evernote にさえメモすれば、後は「Evernote を見る」ことだけ習慣にすればタスクを忘れられるというわけですね。

アプリを使い分けることでメモのスピードをアップ

前田:他には日々の気づきを抽象化して入れるノートブックがあります。ここには写真とテキストを一緒に入れることが多いので、Textever Pro 3 というアプリを使っています。画像を一緒に保存した方が記憶を呼び戻しやすいので、「右脳に引っかかる情報」としてこのように記録しています。

※Textever Pro 3 で気づきをメモ

−−アプリを使い分けるのはなぜでしょう。

前田:スピードを重視したいからです。FastEver 2 でも Textever Pro 3 と同じ入力はできますが、FastEver 2 はデフォルトで「アクション」ノートブックに入るように設定しているので、写真つきのノートを保存する場合はいちいちノートブックを切り替えないといけません。それではスピードが落ちてしまうので、ノートブックごとにアプリを分けているのです。

−−なるほど。何よりもスピードが重要なのですね。

前田:その点でも Evernote は優れていると思いますね。たとえば会議の資料作りも、僕は Evernote で行います。以前は PowerPoint も使っていたのですが、社内向けの会議の資料って作り込む必要はないですよね。きらびやかな資料を作ることは会議の本質ではないので、そこに時間をとられたくありません。

ですから、会議では Evernote のノートをそのままディスプレイに表示しますし、内容もテキストがほとんどです。会議で議論する内容は、突き詰めると結局テキストで書けるんですよ。テキストだけでまとめられないようなアイデアは本質がないのと同じです。

※会議用のアジェンダノート

※会議では、ノートをそのままディスプレイに表示

会議では参加者の意見でどんどん企画の中身がブラッシュアップされていきます。そのたびに、その場でノートを書き換えて、それがディスプレイにも反映されます。ホワイトボードに書いたり消したりしているようなイメージですね。

タグは基本的に使わないが、例外もあり

−−目に見える形でアイデアがブラッシュアップされていくのはライブ感がありますね。話を聞いているだけの眠くなる会議とは大違いです。

前田:これができるのも Evernote の良いところですね。Evernote でしたら原則テキストベースなので修正も簡単ですが、PowerPoint だと必ずしもそうはいきません。それに Evernote は「開いて保存する」必要がないし、スクリーンショットもそのまま貼れますしね。

もちろん、PowerPoint を使うこともありますよ。対外的なプレゼンテーションなど、もう完成されていて変更がないものに関しては PowerPoint で作り込むことも多いです。

−−そこは適材適所ですね。タグなどは使われますか?

前田:基本的には使いません。タグで分類するのはいいですが、そこに時間を使ってしまっては本末転倒です。Evernote なら検索すれば見つかるのですから、タグは基本的には必要ありません。

※「深く考える」「レビューする」のタグ

基本的にと言ったのは、例外的に使うことがあるからです。後日レビューしたり、深く考える必要があるものについてはタグ付けしています。なぜなら、タグ付けしたノートはノートブックをまたいで横断的に探せるからです。特定のノートが見たいだけなら検索でいいのですが、後から見たいノートだけをすべてのノートブックから探して一覧したい場合はタグ付けしておくと便利です。

−−ありがとうございました!

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  • LED表示機 日成情報 コンサルチーム

    記事を読んでひどく同感です。私もタスクをEVERNOTEで細かいセンテンスにして留め置くようにします。読める仕事の時はいいのですが、月初、月末や年度末、または体制変更時などひどく仕事と時間が煩雑になるときがあります。特に急ぎ割かなければいけない仕事と少し余裕のある仕事、できるなら急ぎたい仕事、手間がある仕事、ヒトに頼めない仕事やヒトに頼むにしても準備の要る仕事、急ぎではないが時間制限のある仕事、そこに打合せや見積や雑務や管理仕事や・・・そんなの一人で制御してたらいつか失敗してしまう!一回NOTEにタスクとして置いておくことで束の間頭から解放されるし、不思議と書き出している段階で少し整理がつきます。ぐちゃぐちゃ混在ではミスできない仕事でミスするなというほうが無理な話です。すごく共感しました。