サッカーノートに学ぶノート術

使い方と事例

サッカーノートに学ぶノート術

2018/6/12 by 中尾 大亮

2018/6/12 by 中尾 大亮

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もうすぐサッカーのロシアW杯が始まります。今回のワールドカップに日本代表として出場できる選手は 23 人。日本国内の競技人口(全年齢・女子を含む)が約 91 万人で、J1/J2 リーグに登録されたプロサッカー選手が約 1,000 人ということを考えると、ワールドカップに出場する選手たちは「超」が付くエリート集団だと言えます。このレベルまで昇りつめるには、単に小さい頃から運動神経が抜群だったというだけでは恐らく足りず、かなり高い思考能力が求められるのではないでしょうか。
近年、そんな一部のトップ選手たちが長年書き続けている「サッカーノート」の存在が注目されており、それに習ってサッカーをする小学生や中高生にもノートをとる習慣が浸透してきているそうです。

サッカーノートとは?

いわば自分の練習日記のようなもので、サッカーの上達を目的に書くものです。本当にたくさんの種類があるみたいですが、だいたい共通するフォーマットとしては以下の項目が挙げられます。

  1. 上達するために目標設定する
  2. 練習または試合で「良かったこと」と「悪かったこと」を書く
  3. 上記内容をコーチ(または親)と振り返る

サッカーノートの例

目標設定 → 自己分析 → フィードバック → 改善に取り組む、という流れになるわけですが、このフォーマットは仕事や学業などサッカー以外のことにもある程度応用することができます。

ビジネスパーソンの応用編

それでは、サッカーノートを仕事に置き換えて考えてみましょう。

① 目標設定
社会人であれば 1 日ごとの目標は不要かもしれませんが、例えば 3 年後になりたい自分の姿を想像したうえで、そこから 1 年、6ヶ月、3ヶ月・・・と逆算して必要なステップについて考えていきます。そして「今期の目標」を定めます。

② 自己分析
普段から自分自身を冷静に客観視することを意識していないと、自己分析は誰にとっても簡単ではないはずです。結果から原因を探ることもそうですが、あいまいな表現を避けて、できるだけ具体的に自分のイメージを言語化するスキルも必要になります。

良かったこと:

  • 「取引先から自分のアイデアを褒められた」→「問題を発見した時も、改善案とセットで提示できたことが評価された」

悪かったこと:

  • 「資格テストの成績が振るわなかった」→「ただ漠然と問題集を解いていて、自分なりの戦略がゼロだったのが反省点」

③ フィードバック
他人じゃないと気づけないことはたくさんあるので、自分の仕事に対してフィードバックしてもらうことは成長への近道です。職場によって環境に差があるかと思いますが、定期的に上司や同僚から指摘してもらえる機会があれば、お互いのコミュニケーション能力も向上しますし、改善につなげるための方法も考えやすくなります。そして次にやるべきことが見えてくれば、モチベーションが上がります。もちろん個人でモチベーションを高めることも可能ですが、サッカーも仕事もチームで取り組むことが大切です。

まとめ

サッカーノートのように自分の思考を書き出して振り返る行為は、子供から大人まで普遍的に使えるノート術だと言えます。考える力は一夜にして養えるわけではないので、そのためにも普段から頭の訓練(*ヘディング練習ではありません)をしておきたいものですね。

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